大学生の普段使いにおすすめ!資産形成も加速させる住信SBIネット銀行をわかりやすく解説

(*この記事は2024年6月3日に更新されました。)

大学生になり、アルバイトも始めてお金に関心を持ち始めた方も多いのではないでしょうか。

そうなるとやはり興味を持つのは資産形成ですよね。

しかし資産形成を始めるには、相性のいい銀行口座が不可欠です。

そこで今回は資産形成の第一歩として、おすすめの銀行を1つ紹介したいと思います。

その銀行はズバリ、住信SBIネット銀行です!

なぜ、資産形成をしたい方に住信SBIネット銀行がおすすめなのか、またそれ以外の点のメリットを解説していきます。

最後に住信SBIネット銀行を選ぶのに向いている方の特徴をより詳細に紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!

分けるのであれば、どのネット銀行がどのような強みを持っているのかを把握したうえで、使い分けるのが重要となります。

住信SBIネット銀行の詳細

住信SBIネット銀行はどのような銀行なのか、1つずつ判断基準を見ていきましょう。

各項目を の11段階で評価をしています。この11段階評価は、他の銀行との相対的な評価になっています。

①他のサービスとの連携

何よりもSBI証券との親和性の高さが挙げられます。

SBI証券はネット証券の中でも1, 2を争う選択肢になりうる証券であり、資産形成を考えている方におすすめの証券です。取り扱い銘柄数の多さ、質がいずれもそろっています。

そしてSBI証券を利用するのであれば、住信SBIネット銀行三井住友銀行のOliveのどちらかを持っていなければ、資金移動の面で手間がかかってしまいます。

また少し専門的な話ですが、住信SBIネット銀行は円をドル替えする際に最も手数料が安く済みます。ドル預金もしくは米国ETFをドルで購入したいといった方には、住信SBIネット銀行を持っておくのが最も良い選択肢になります。

しかしクレジットカードやキャッシュレス決済との連携が特段強い銀行ではないことがデメリットです。

銀行口座で使い勝手が影響されないクレジットカードをご利用の方は問題なく利用できます。

②金利

普通預金で最大0.03%、定期預金は預入期間に関わらず0.03%です。

定期預金とは、事前に預入期間を自身で決めたうえで利用する預金のことです。

定期預金に預け入れると、預入期間を過ぎるまでは特別な手続きをしなければ出金することができません。その代わりに普通預金よりも金利が高くなっています。

とは言っても投資製商品に比べて利率は非常に小さいので、昔に比べて金利の低い今は、定期預金はリスクが無くリターンも小さい金融商品と言っても過言ではないでしょう。

普通預金も定期預金も、金利の面でははネット銀行の中で低めといったところでしょうか。

なお、普通預金で0.03%の金利を得るためには、住信SBIネット銀行内でSBIハイブリッド預金の口座を作る必要があります。

SBIハイブリッド預金はSBI証券を開設していなければ作れませんが、そうでなければ金利が0.02%になってしまいます。

18歳以上でSBI証券の口座を開設でき、大学生であれば親の許可がなくとも大丈夫です。

また、SBIハイブリッド預金の口座を作ったからと言って、SBI証券で取引をしなければいけないといったこともありません。そのためまだ資産形成を始める気はない方でも安心してご利用できます。

SBIハイブリッド預金は普通預金と使い勝手はほぼ変わらないため、金利目的で利用もできますが、0.03%と高くはないので多くの金利を受け取れるわけではありません。

手数料をかけず普通預金口座とSBIハイブリッド預金口座で振替が行え、SBI証券でハイブリッド預金の残高を自由に利用できるのがメリットです。

普通預金にしろ定期預金にしろ、住信SBIネット銀行は金利の面では他のネット銀行に一歩劣ります。貯金用の口座(金利が高い口座)をお探しの方は、金利の高い銀行を別の記事で解説していますので、下の記事をご覧ください!

③手数料

住信SBIネット銀行はアプリでスマート認証NEOの登録をしてさえいれば以下の図でランク2となり、ATM手数料、振込手数料ともに月5回となります。

スマート認証NEOの登録は簡単で、スマートフォンの住信SBIネット銀行アプリでフェイスID指紋認証などを登録するだけです。大学生でも全く問題ないですね。

参照元:住信SBIネット銀行ホームページ

なお、ランク3, 4は預金残高が数百万円であることやローンを組んでいるなど、その他様々な条件を達成している場合にのみ到達できます。ランク2でも手数料無料回数は十分あるため、積極的にランクを上げる必要は薄いと思われます。

実際、ATM手数料と他行振込は月に5回もしないのではないでしょうか。

簡単な作業で他行振込手数料回数が得られることから、複数の銀行口座を管理する方にとってはハブとしても活用できるなど、手数料の面で住信SBIネット銀行が非常におすすめできます。

ちなみに、無料回数以降のATM利用手数料は110円(税込)、振込手数料は77円(税込)です。金額は小さいですが、出す必要のない無駄なお金を払う必要はありません

ATMや振込を月に5回以上したいと考えている方は、手数料無料回数の多い銀行を別の記事で解説しているので、下の記事をご覧ください!

④銀行サービスの充実度

住信SBIネット銀行は非常にサービスが優れています。

まずデビットカードが発行でき、ブランドがMastercardでは還元率が0.8%、Visaでは0.6%となっており、現在は業界2番手といったところです。

またMastercardではApple PayやGoogle Payに対応しているので、カード本体を持ち歩かなくてもスマートフォンで利用できます。

住信SBIネット銀行のデビットカードが欲しいのであれば、よほどのこだわりが無ければ還元率の高いMastercardにした方がいいですね。

そして住信SBIネット銀行はスマホATMというサービスを提供しています。これは、スマートフォン1台あればキャッシュカードが無くともATMでお金を引き出すことができるというものです。

銀行口座を複数管理する場合や複数枚のクレジットカードを持っている場合は、カード枚数が多くなり財布などを圧迫しがちなので、キャッシュカードを持ち歩かなくていいというのは非常に助かりますね。

またアプリ内で目的別口座を作ることができます。

目的別口座では、円や外貨の普通預金、定期預金で使い分けることができ、「教育費」や「貯金」などと自由に名前を付けて貯金の管理をしやすくする有用なサービスとなっています。

貯金があるだけ使ってしまうタイプの人も、自主的に天引き貯金を一つの銀行で完結できるのがいいですね。

また目的別口座と親和性が高い機能として、定額自動振替というサービスがあります。これは毎月一定の額を、目的別口座やSBIハイブリッド預金に手数料もかからず自動で振替してくれるサービスで、ほったらかしで貯金ができます。

他に似た機能として、定額自動振込や定額自動入金などがあります。これらも手数料がかからず毎月自動で振込もしくは住信SBIネット銀行へ入金できるサービスです。

振込は家賃など、入金はバイトの給料口座が指定されているが住信SBIネット銀行をメインバンクに利用したい方などに向いたサービスとなっています。

このように、他のネット銀行と比べて最もサービスが充実しているのが住信SBIネット銀行です。

⑤ATMへのアクセスの良さ

まずはキャッシュカードもスマホATMも利用できる利用できるATMの設置店をご紹介します。

参照元:住信SBIネット銀行ホームページ

それはセブンイレブンとローソンに設置されているATMです。逆に言うとこの2種類のATM以外では、スマホATMの機能を利用できないのでご注意ください。

次にキャッシュカードのみ対応しているATMの設置店をご紹介します。2枚目の引用画像をご参照ください。

参照元:住信SBIネット銀行ホームページ

特筆すべき点はゆうちょ銀行とイオン銀行のATMが利用できる点でしょうか。

地方に住んでいる方でも、コンビニはともかく郵便局はお近くに必ずあると思いますので、ほとんどすべての方が不便を感じることはないのではないでしょうか。

なお、これらご紹介したATMでも、自身の会員ランクの規定回数を超えて入出金をしてしまうと手数料がかかってしまいますので、ご注意ください。

まとめ:こんなあなたに住信SBIネット銀行がおすすめ!

最後に以上の特徴を踏まえて、新しく作る銀行口座に住信SBIネット銀行を選ぶのが向いている方の特徴を紹介します。

  • 貯金用口座は既に持っている もしくは他の銀行で済ませる予定
  • 金利は気にしなくていいが、自主的に天引き貯金できる機能が欲しい
  • 複数の口座を賢く使い分けたい
  • 貯金があまりなく、手数料無料回数ができるだけ欲しい
  • 高還元で使い勝手の良いデビットカードが欲しい。
  • キャッシュカードを普段持ち歩く習慣が無い もしくは持ち歩くのが面倒くさい
  • 今後、SBI証券で資産形成をしたいと考えている

これらに当てはまる方でしたら、住信SBIネット銀行がおすすめです!

いかがでしたでしょうか?筆者はSBI証券メインで資産形成を行っているので、住信SBIネット銀行を重宝しており、おすすめしています。あなたの参考になれば幸いです!

閲覧いただきありがとうございました!

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