[2024年4月更新]業界トップの金利が得られる！大学生が銀行口座を開設するならauじぶん銀行がおすすめな理由（auマネ活プランは必要なし！）

（この記事は2024年4月17日に更新されました。）

これからバイトを始める方や自分が今持っている銀行を見直したいといった方の中には、初めて自分1人で銀行口座を作ってみる方もいるのではないでしょうか？

しかし銀行口座の選択肢は非常に多くどれを使えばいいのか迷ってしまうもの。

おすすめ銀行ランキングなどを調べてみても金利の高さや手数料無料回数の多さの比較情報があるばかり…

自分にぴったりの銀行がわからない！という方も多いと思います。

そこで筆者が大学生の読者を想定して、各銀行がどのような人に合っているのかを解説していきたいと思います！特にネット銀行にありがちな会員ステージなどについてもわかりやすく説明します。

今回は「貯金用にも普段使い用にも使える口座が欲しい！」という方におすすめな銀行を1つ紹介したいと思います。

その銀行はズバリ、auじぶん銀行です！

この記事では、これからauじぶん銀行を最大限使いこなしていくための情報を提供します。

最後にauじぶん銀行を選ぶのに向いている方の特徴をより詳細に紹介しているので、最後だけでもぜひお読みください！

auじぶん銀行の詳細

auじぶん銀行はどのような銀行なのか、以下にまとめましたのでご覧ください！

なお、 ～ の11段階で各項目を評価しています。他のおすすめできる銀行との相対評価となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

①金利

auじぶん銀行の普通預金は最大で0.33％の金利が得られます！

しかし0.33％の金利を達成するのは、大学生では実現性も低くメリットよりデメリットの方が多いと思います。

auじぶん銀行を利用する大学生にとって現実的な金利としては、普通預金で0.23%といったところだと思います。

その0.23%の金利を得るためには、行わなければいけないステップが4つあります。

①au IDを取得する　②au Payの利用登録をし、auじぶん銀行と口座を連携する　③au Payカードを発行し、引落とし口座にauじぶん銀行を選ぶ　④au カブコム証券を口座開設し、auマネーコレクト設定を行う。

これらを行い、au Payカードを1円でも利用していれば、0.23％もの金利を達成することができます！（逆にこれらを1つもしなかったら金利が0.03%になってしまいます…）

なお、auカブコム証券はauマネーコレクト設定のみを行えばよく、株の取引などを行う必要はありません。

改めて、金利が上がるステップは以下の画像の通りです！

参照元：auじぶん銀行ホームページ

なお定期預金金利は最大で0.05%です。

普通預金金利をそこまで難しくなく0.23％にできることを考慮すると、定期預金を利用する金利面のメリットはないと言えるでしょう。

しかし、普通預金の金利が高いと言っても、その手間は非常に大きなものです。

大変なのは最初だけではありますが、その面倒すらも省いて0.2％の金利を実現したい！という方にはあおぞら銀行BANKがおすすめです。

あおぞら銀行BANKについて解説した記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。

②手数料

auじぶん銀行の場合には、お客様ステージで各種手数料の無料回数が決まります。回数の詳細は以下の図を見るとわかりやすいです。

ATM手数料　

振込手数料

参照元：auじぶん銀行ホームページ

何の条件も満たしていなくても、ATM手数料が入出金ともに月2回ずつ、他行振込が月3回無料なのは破格です！（他のネット銀行ではauじぶん銀行のレギュラーステージに当たる場合、無料回数が0回のことが多いですね。）

ステージはどのように決まるのかというと、auじぶん銀行内で利用したサービスの個数によって決まります。

下の図を参照しながら読んでいただきたいのですが、サービスはカテゴリごとに最大6個集めることができます。

カテゴリの中で、②の口座振替と⑤の資産運用のマネーコレクトは金利を0.23％にする際にも必要となっているので、無理なく達成できると思います。

この時点でスタンプ2個でシルバーステージなので、手数料無料回数は十分だと思います。

更に上のステージを達成したいのであれば、④のエンタメのカテゴリ以外の条件達成を目指すことをおすすめします。（エンタメのカテゴリで条件達成に必要な取引は、使わなくてもいいお金を使ってしまうためです。）

参照元：auじぶん銀行ホームページ

③銀行サービスの充実度

auじぶん銀行はデビットカードがアプリでのみ発行できます。つまりキャッシュカードでデビット支払いができないということですね。

ただ、即時発行に対応しているので、カードの発送到着を待たず、すぐにネットショッピングなどで利用できます。

ブランドはJCBのみであり、国内利用では全く問題ないと思いますが、海外などでも利用したいと考えている方は注意が必要です。

またApple PayとGoogle Payに対応しているため、日本全国のQUICPay＋加盟店で利用することができます。

しかし基本還元率が0％なのが欠点です。

総じてメリットは少ないので、デビットカード目当てでauじぶん銀行を開設するのはおすすめできません。

一方でauじぶん銀行は、キャッシュカードが無くともスマートフォン1台あればATMでお金を引き出すことができます。

銀行口座を複数管理する場合や複数枚のクレジットカードを持っている場合はカード枚数が多くなり財布などを圧迫しがちなので、キャッシュカードを持ち歩かなくていいというのは非常に楽ですね。

④ATMへのアクセスの良さ

auじぶん銀行と提携しているATMを置く店舗は、下の図の通りです。

参照元：auじぶん銀行ホームページ

大手コンビニ3社（セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン）以外にも、街中でもよく見かける三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行のATMでも入出金ができるのはありがたいですね。

auじぶん銀行は手数料無料回数も豊富なので、お金を引き出したい時に困ることは少ない銀行ですね。

⑤他のサービスとの連携

まずはau Payです。このキャッシュレス決済は多くのお店で使うことができますが、最近はサービスの改悪が続いています。

請求書払いや、au Payカードとの連携でポイントが付かなくなったりなどです。

使い勝手はともかく、還元率などのお得度でいうと、現在は楽天ペイに一歩負けていると言われても仕方がない状況です。

次にクレジットカードのau Payカードですが、こちらはクレジットカード単品としてみると比較的優秀です。

年に1回でも利用すれば翌年の年会費が無料である点、どのお店でも使いやすいPontaポイントがたまる点、更に還元率が及第点の1％である点はうれしいところです。

しかし2022年12月の改悪によりau Payへチャージしてもカード側にポイントが付かず、それまでできていたポイントの二重取りができなくなっています(2024年4月現在)。

このように逆風が吹いてはいますが、これらのキャッシュレス決済は改悪が多ければ改善も多い業界です。

既にこれまでau経済圏で生活していた方、還元率よりも使い勝手を優先したい方などにはau Payもau Payカードも日常使いの選択肢になりえます。

この二つを利用するにあたってauじぶん銀行が不可欠ということはありませんが、auじぶん銀行を利用するにはこの2つがあった方が金利が高くなるため、ぜひサービスの動向に注目してみてください。

最後にauカブコム証券ですが、取引手数料が高く、今勢いのある米国株の取り扱いが圧倒的に少ないなど、SBI証券や楽天証券に商品ラインナップ等で一歩劣っているのが現状です。

手間でなければ他の銀行と証券で資産運用を行い、auカブコム証券はauじぶん銀行の金利を上げるために開設だけしておいて運用はしない、という形をとるのがおすすめです。

しかし最近の三井住友カードの投信積立にかかるポイント制度の改悪によって、徐々に注目されてきているネット証券ではあります。

まとめ：こんなあなたにauじぶん銀行がおすすめ！

最後に、以上の特徴を踏まえて、新しく作る銀行口座にauじぶん銀行を選ぶのが向いている方の特徴を紹介します。

auじぶん銀行は貯金用兼普段使い用の銀行口座になり得ます。

• 貯金用の金利が高い銀行口座が欲しい。
• 貯金用以外の用途に、普段使い用の銀行としても活用したい。
• 複数の口座を賢く使い分けたい（複数の口座間で現金の移動をする機会が多くなるため、他行振込手数料の無料回数が多いことが好ましい）
• ATM手数料の無料回数ができるだけ多い銀行が欲しい。
• デビットカード機能は求めていない。
• キャッシュカードを持ち歩くのが面倒くさい。
• au Payやau Payカードを利用している。もしくは利用してもいいと考えている。

これらに当てはまる方でしたら、auじぶん銀行がおすすめです。

いかがでしたでしょうか？筆者はスマートフォンをauで購入した際にauじぶん銀行を開設しました。2024年4月現在では最も金利の高いネット銀行ですので、非常に満足しています！

閲覧いただきありがとうございました！